Sasafuku Shrine  樂樂福神社

「樂樂福」と書いて「ささふく」。人皇第七代孝霊(こうれい)天皇を主神としその御一族を祀る旧県社。古くは鉄生産の祖先神として崇敬された日野郡開拓鎮護の総氏神です。

その創建は千百年以上の昔と伝わり、孝霊天皇が当地を巡幸された折に、鬼林山(きりんざん)に蟠踞(ばんきょ)する邪鬼が里人を悩ます由を聞召され、御一族を従えて彼の邪鬼を退治された伝説を伝えています。開運招福・願望成就の福の神として人々の崇敬も厚く、たくさんの人々が訪れます。

社務所には「開運護符」、「金運守」など「大難は小難」に「小難は無難」に開運して、次第に福を招く願望成就の授与品が並び、秋には色鮮やかな紅葉で、境内が美しい「赤」に彩られます。

●ご神徳と祈願祭

開運招福・商売繁盛・交通安全・厄除開運・学業成就・縁結・安産・八方除災・方災除去、その他ご依頼の諸祈願を執行。(要予約)

◆アクセス

/生山から国道181号を南西に約8km



Fukusakae Shrine  福榮神社

古くは田中大明神と呼ばれ、当時の郷内の9つの村の産土神として信仰を集めていましたが、大正2年、近隣の神社を合併して、豊栄・神福・福塚など縁起の良い地名を持つ近隣の神社8社を妙見山麓に合祀して、今の名前に改称されました。

福が栄え、幸せを呼ぶ神社として注目を集め、土日祝日に限っては、地域の方が運営するお土産屋さん「福の里」が開かれ、幸せを呼ぶピンク色の招福袋など開運グッズや地域の特産品が販売されています。

●伝統的な郷土芸能「かしら打ち」

秋祭りには、家内安全、牛馬繁栄、五穀豊饒の祈念と感謝の思いを込めて、地域内を太鼓を叩きながら練り歩く「かしら打ち」が奉納されます。日南町のかしら打ちは、福栄地区と多里地区で行われており、どちらも伝統的な郷土芸能として県の無形文化財に指定されています。

◆アクセス/生山から南へ、石霞渓を経由して約9km



Fukunari Shrine  福成神社

創建は不明。本殿、弊殿、拝殿、随神門、参籠所があり、急な階段を上り社殿から境内を望むと、オオクニヌシノミコトが二度目の復活を果たした地とされる大倉山が正面に広がります。福成神社は、古くから神戸上の大産土神、石原の産土神として崇敬され、山王権現と称されていました。その昔、神官が行司にあたり、鬼の面をつけた者と素面の者が相撲をとる祭礼神事があったそうで、「荒神神楽」はこの神社から伝わったといわれています。「福成」という名前から「災い転じて福と成す」との縁起により、成功祈願に訪れる参拝客が多く、「因幡伯耆国・開運八社巡り」のひとつでもあります。

 

◆アクセス/JR上石見駅から北東に約3km



Oiwami Shrine  大石見神社

大名牟遅(大国主命)が南部町の赤猪岩(あかいいわ)神社での復活の後、ここ大倉山(大蔵山)の麓にて隠れ逃れ、腹違いの兄・八十神命の嫉妬が和らぐのを待ったものの、再度、八十神命に謀られて落命するが、母神の助けにより二度目の復活をしたと言い伝えられます。

神紋は「亀甲の中に三つ葉柏」を表現しており、柏の葉は春の新芽が出るのを見届けるまで落葉しないことから「復活」を想起させます。

また境内には、鳥取県指定天然記念物となっている樹齢約600年の「オハツキタイコイチョウ」があり、これは種子が葉の表面に組になって実るという、全国的に見ても珍しいものです。

特におすすめなのが秋。紅葉した銀杏の絨毯にそれはかとなく青みがかった神社の屋根のコントラストが美しく、絶好の撮影スポットでもあります。

◆アクセス

/JR上石見駅から東へ約0.6km



Kamochi Shrine 金持神社

縁起のいい「金持」という地名をもつ神社。国土経営、開運、国造りの神様が祀られており、全国から多くの参拝者が訪れる場所です。JR根雨駅から車で約5分、あるいはタクシー利用が便利です。駐車場あり。

 

A shrine with a name meaning "rich." It is a place where many people visit. It is about 5 minutes by car from JR Neu station, or it is convenient to use a taxi. Parking lot available.



Takisan Shrine 滝山神社と龍王滝

春は全山がミツバツツジの薄桃色に染まり、秋は紅葉の錦繍に彩られる、日野町中菅の滝山公園。公園の駐車場から渓流に沿って参道をしばらく上がっていくと、静寂の中に滝山神社と龍王滝が見えてきます。

滝山神社の祭神は三穂津姫命で、元は龍王権現と称しました。平安の昔、承平7(937)年、須賀の郷(上菅、中菅、下菅)内井ヶ城主・菅高左衛門尉岡臣(久)と家臣等が、山中瀑布の地に龍神を祭ったと伝えられますが、菅氏が夢枕に現れた天女のお告げにより建立したとの伝説も。神社右手の渓谷最奥部、杉の巨木の背後に、高さ50メートル余りの龍王滝があり、滝口を見上げれば頭上より落下する滝水が飛散し、その様はまさに絶景!

龍王滝は信仰霊場として、昔は八朔の例祭が著名で、遠くは出雲、伯耆、備中、備後方面から多くの参詣者が集まり、滝に打たれる善男善女で賑わったと言います。

この滝には、天女の伝説と天狗の伝説があり、特に小泉八雲が著した『骨董』の中で、諸国奇談のひとつ「幽霊滝」の伝説として紹介されたことから一躍有名になりました。

◆滝山公園へはJR黒坂駅から南へ約2km

 



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