ヒメボタル瞬く!YASUHARA

6月下旬から、日野郡日野町安原集落の裏山に、無数の小さな光が瞬きます!

地上の星雲  ヒメホタルの里 YASUHARA

真っ暗な林の中に無数にきらめくちいさな光。ヒメホタルです。

ゲンジやヘイケが水辺を好むのに対し、このヒメホタルは陸生で

羽化の時期を迎える6月末頃、黄色味を帯びた強い光を、比較的

早いテンポで放ちながら、メスは飛翔することなく同じ場所で、

オスは飛翔しながら相手を探します。

彼らの恋の季節はわずか十日程度。光るのは日没からのわずかな時間。美しくも儚いその生命の営みをぜひ見守っていきたい、そして

皆様にもぜひ一度は、ご覧いただきたい。

「地上の星雲・ヒメホタルの里」で皆さまをお待ちしています。

 

■■■入山の際に、環境保全協力金をお願いしています。

            一口■300円


米子からクルマで40〜50分、日野町の根雨から黒坂に向かって約5分。安原集落の裏山では6月下旬ともなると無数のヒメボタルが光り始めます。期間はわずか2週間程度、時間は夜8時から9時まで。発光のピーク時期は年によって少しずつ異なっており、さて今年は何日頃になるのでしょうか。このサイト内で適宜、発光状況をご案内していきますので参考にしてください。

アクセス/周辺駐車スペース案内

安原までは「リバーサイドひの」を目指して!

日野町根雨から日野川・伯備線沿いに、国道180号を黒坂方面に向かって約3km、安原橋を渡って踏切の先の三叉路に、受付・案内所となる安原集会所があります。

「リバーサイドひの/鳥取県日野郡日野町下榎1183/電話0859-77-0333」でカーナビ検索していただければ解りやすいです。

駐車は所定の場所に!

駐車可能スペースは何箇所かありますが、それほど多くの車は停められません。万一事故があった場合の責任は負いかねますのであらかじめご了解ください。


ヒメボタル鑑賞コース

まずは安原集会所へ

まずは受付・案内所としている安原集会所にお立ち寄りください。そこで現地までのご案内や諸々の注意事項をご説明させていただきます。(19時〜21時過ぎまで駐在)

現地までは約350メートル

集会所から現地まではゆるい坂道を歩いていただきます。(車の通行は可能ですが、上の方に駐車スペースがありません)

鑑賞コースは概ね平坦

鑑賞エリアに入ったらコースは概ね平坦で、約650メートル。枝線を入れると全長1km以上で、その往復となります。途中に休憩スペースを2箇所設けており、スタッフが適宜、ホタルの生態その他についてご説明します。また気軽にお声かけいただければ幸いです。


注意事項

●履物はスニーカーまたは長靴で。

●道路脇に側溝があり、少し路面が滑りやすい場所もあります。

●また万一、マムシなどの心配がないとも限りませんので、くれぐれも事故のないよう、自己責任の上各々でご注意ください。

●ゴミや空き缶などはお持ち帰りいただきますようお願いします。

 

●所定のエリア内では、懐中電灯や携帯電話の画面、

  ストロボなどの人工灯は使用しないでください。

●大きな音を立てて驚かせないよう、静かにお願いします。

●指定された鑑賞エリア内の舗装道路を外れて、林の中に立ち入らないでください。

●ホタルを捕獲したり、踏みつけないようにしてください。

●虫除けスプレーや蚊取り線香は使用しないでください。


環境保全協力金のお願い

2024年よりホタル鑑賞でご入山いただく際には案内所で、環境保全協力金(1口=300円)をお願いすることと致しました。

お寄せいただいた協力金は、ホタルの生育環境保全は言うまでもなく、お越しいただく皆さんに気持ちよくご鑑賞いただくための環境整備等をしていくための浄財とさせて頂きます。

重ねてご協力をよろしくお願いいたします。

写真撮影の皆さんへのお願い

19時30分までならエリア内にクルマを入れ、指定場所に駐車していただいても構いませんが、21時30分までは移動させず、退出はそれ以降の時間にお願いします。

撮影された作品は、ご希望であれば当サイトのギャラリーでご紹介させて頂きます。環境保全へのご協力もよろしくお願いします。

※侵入車両の台数が増え、その他状況が変わってくれば、上記条件を変更することもありますので、予めご了解ください。


発光状況/6月20日頃から毎晩の発光状況をお知らせします!

2024年の発光状況

発光指数表は案内所(安原集会所)に掲出し、この欄に、その時々の発光状況をレポート(追記)していきます。       

発光指数について

数年前から安原集落の有志(現やっちゃら会メンバー)がヒメボタルの観察をおこなってきました。2018年の観察時、ホタルの数のカウントを試みましたがあまりにも膨大な数で、またエリアも広いのでそれでは間に合わない・・・となって、発光のピークであった印象を「100」として、以降それに対して日々どれくらい発光しているかを「指数」として記録してきました。

 

さて、今季のピークはいつ頃?

右の表はここ何年かの発光状況を表したものですが、赤文字部分が発光のピークで、年毎に少しずつ早まってきている感があります。

※「h」は匹を表しています。

気温の推移や降雨の状態など、毎年状況が変化しているものと思われますが、それらの因果関係を説明できるには至っていません。

そして2024年、今季はいつ頃、どれくらい光ってくれるのでしょうか?楽しみにその推移を見守りたいと思います。

参考データ/昨年までの発光記録


ヒメボタルの生態

日野町公民館 神庭館長の資料をもとに編集しています。

森や林の中に生きるホタルの仲間

ホタルと聞くとゲンジボタルやヘイケボタルのように水辺で生活するものを思い浮かべますが、実はホタルの仲間は水辺で生活するものよりも、森や林といった陸地で一生を過ごすものの方が、圧倒的に数が多いのです。

日本には、約50種のホタルがいることが分かっていますが、その内水の中で幼虫時代を過ごすホタルは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタル(沖縄県久米島のみに生息)の3種類しかいません。あとは、全て一生を陸上ですごす「陸生ボタル」と呼ばれる仲間でヒメボタルはその代表格。その他にオバボタル、オオオバボタル、オオマドボタルなどがあり、身近でも割と見ることができます。


陸生のヒメボタル、その生態は?

体長は、6~9mm程度のとても小さいホタルです。飛んでいるのはオスだけで、メスは後翅が退化して飛ぶことができません。オスは0.5秒に一回ピカッピカッとフラッシュのように黄色い閃光(せんこう)を放ち、草むらに止まっているメスに合図をおくります。飛行の高さはほぼ草むらから1m程度のところです。発光が見られるのは、標高が低いほど早く、標高250mの日野町安原では、6月下旬頃から7月上旬頃、標高を上げた林道金城線あたりではそれ以降7月上旬頃から7月中旬頃・・・としだいに遅くなっていく傾向にあります。

7月頃に交尾し、落ち葉や石の下などでふ化した幼虫は、カタツムリの仲間の陸生貝などを食べて大きくなります。幼虫で越冬し、翌年にはサナギとなり、6月から7月にかけて羽化し、森の中に美しい光を放ちます。近年大山山頂付近でもたくさんのヒメボタルの生息が確認されており、江府町を含め、大山一体にヒメボタルの生息域が広がっていることもわかってきました。その大きさも、標高800mを境界としてそれ以上には大型のヒメボタルが、それ以下には小型のヒメボタルが生息していることなども明らかになってきています。江府町以南では日野町の安原地区、日南町の福万来がその生息域として知られています。


トピックス/幻の四段大滝

幻の”四段大滝”を発見!!

2024年4月某日、安原集落の深山、ヒメボタル生息域内の奥部に“幻の四段滝”を発見!!古老にはその存在が知られていたようですが、この地に生を受けて数十年という人たちもこの度初めて、その荘厳な姿を拝むこととなり、敢えて「発見!」と表現されています。

正式な測量が必要ですが、落差は見たところ20m以上、まさに「幻の」四段滝。この周辺は地元では「大滝山」と言う名で呼ばれいますが、今更ながら、その名の由来ではないかと言われます。

しかしそこへと至る経路は現状、倒木や木の枝などで行く手を阻まれて歩行に支障あり、誰でもそこへ行けるようにボランティアを募って6月にはルートの整備が行われるとのこと。

ただし日中ならまだしも、夜間の歩行はマムシその他の危険もあり、しばらくは謹んでもらうしかなさそうです。

 


N字の姿、ど根性栗の木

ヒメボタル鑑賞エリアの入り口付近、道路の脇に、N字の幹の栗の木があります。いつ頃から生えて、いつ頃折れて(それも2度)、このような形になったのか?

いつしか地元では「ど根性栗」と呼んで、その旺盛な生命力やN字の姿に元気付けられ、運気挽回、起死回生、復活を祈願するようになりました・・・とはちょっと大袈裟ですが、実にそのような有難味を感じさせています。

ヒメボタル鑑賞の際にはお見逃しなく、ぜひ手を合わせてくださいね。


珍しい動植物/こんな子たちもいます!!

ヒダサンショウウオ

タゴガエル


ヒメボタルに良好な生育環境は、鵜の池の水蒸気がもたらしたもの???

四段大滝の上には戦国時代の山城の跡

ギャラリー/撮影に来られた皆さんの作品をご紹介!